冬のアイスランド新婚旅行(計画編)

 今年の2月上旬、新婚旅行でアイスランドに行ってきた。何故アイスランドなのかというと(もともと行きたかったのもあるが)、下記の理由による。

  • 比較的安全
  • 英語が通じる
  • 文化遺産よりは自然遺産に触れたい
  • 今後、仕事でも行くことがなさそう
  • 首都を拠点とした日帰り現地ツアーが充実しており、旅行計画が立てやすい

その他の候補としてはニュージーランドがあったが、行きたいと思ったいくつかのスポットがてんでバラバラの位置にあり、かなり慌ただしい旅程になりそうだったため、却下となった。

また、何故2月かというと、これは仕事との折り合いをつけた結果である。本当は昨年の秋頃に行きたかったが、仕方ない。2月ということは、当然冬である。アイスランド周辺は暖流が流れており、冬でも他の同緯度地域よりは暖かいということをぼんやりと知っていた。そのため、まあ残雪期登山みたいな格好をしていけば大丈夫だろう、と考えていた。実際気温に関しては、寒くても−10℃ぐらいだった*1

 ともかくも、行き先は冬のアイスランドである。冬ならではの代表的な体験としては、

  1. オーロラ観測
  2. 氷の洞窟ツアー

がある。

1については、太陽風と天候の条件が揃わないと見れないため、見られればラッキーぐらいの心づもりだった*2

2は氷河の中に出来た天然の洞窟に行くというもので、崩落の可能性がある夏には行われないものである。毎年、観光に適した洞窟を見つけてくるそうだ。通年の氷の洞窟ツアーというのもあるのだが、これは人が氷河をくり抜いた人工洞窟に連れて行かれる。

オーロラ観測に大した期待を寄せていなかった我々は、この天然の氷の洞窟ツアーを、本旅行の目玉として据えて計画を練った。旅程は下記の通りである。

 

1日目 : 成田からコペンハーゲンを経由し、レイキャビク着。

2日目 : ブルーラグーンツアー・レイキャビク市内観光。

3日目 : ゴールデンサークルツアー・氷河スノーモービル体験。

4日目 : 1泊ツアー1日目。南部アイスランド観光。

5日目 : 1泊ツアー2日目。氷河湖、氷の洞窟ツアー。

6日目 : レイキャビク市内観光。

7日目 : レイキャビクからコペンハーゲンを経由し成田へ。機内泊。

8日目 : 成田着。

 

 今回、旅行代理店のパックツアーは使わず自前で旅程を組んだ*3が、大きなトラブルも無く楽しい新婚旅行となった。各日の詳細については、次回以降に。

*1:体感温度はもっと低かった。

*2:結果だけ言えば、見えた。ただ肉眼にはぼんやりと光る雲としか映らなかった。

*3:予約などの実務はかなりの部分を妻に任せてしまった。改めて感謝したい。